Zoho公式ハッカソンで評価されたAI面接・CRM連携システム
Zoho Developer Community Hackathon 2025にて、kotarosanが制作した AI Interview System がCategory Winnersに掲載されました。
公式ページでは、同ハッカソンは35か国以上・600都市以上から参加者が集まったイベントとして紹介され、2,869 Participants、2,032 Teams、70 Finalistsという規模も掲載されています。そのCategory Winners内に、AI Interview System / KOTARO IZUMIDA / kotarosan として掲載されています。
この記事では、受賞実績としての位置づけと、実際に作ったAI面接システムの構成を紹介します。
要点: AI Interview Systemは、Zoho SalesIQ、Zoho CRM、Zoho Creator、Zoho Bookings、OpenAIを組み合わせた採用一次面接の自動化システムです。候補者対応、AIによる会話整理、CRM保存、採用担当者への通知、次回面談予約までを一つの業務フローとして扱います。
Zoho Developer Community Hackathon 2025 Category Winner
AI Interview System
Zoho SalesIQ、Zoho CRM、Zoho Creator、Zoho Bookings、OpenAIを組み合わせ、採用の一次面接からCRM保存、AI評価、次回面談予約までを一気通貫で扱う採用支援システムです。
Zoho公式掲載ページを見る受賞実績としての位置づけ
このページで紹介するのは、単なる作例ではありません。
Zoho公式の開発者向けハッカソンで評価された制作物としてのAI Interview Systemです。公式ページでは、AI Interview Systemについて、OpenAI GPT-4o-miniと連携したエンドツーエンドの採用自動化ソリューションとして紹介されています。
具体的には、AIによる初回スクリーニング面接、24時間候補者対応、CRMへの自動保存、採用担当者へのリアルタイム通知、ワンクリック面接予約に対応し、手動スクリーニング時間を75%削減すると説明されています。
作ったもの
AI Interview Systemは、採用の一次対応をAIとZohoでつなぐシステムです。
候補者はチャットで初期質問に回答します。その内容をAIが整理し、候補者情報や面接内容をCRMへ保存します。採用担当者には通知が届き、必要に応じてダッシュボードで確認し、Zoho Bookingsから次回面談へ進められます。
主な構成は次の通りです。
- Zoho SalesIQ: 候補者とのチャット接点
- Zoho CRM: 候補者情報、面接履歴、ステータス管理
- Zoho Creator: 評価や管理画面の補助
- Zoho Bookings: 次回面談予約
- OpenAI GPT-4o-mini: 初回スクリーニング、要約、評価補助
動くデモビジュアル
以下は、AI Interview Systemの紹介用に作成した動くデモビジュアルです。実際の業務画面そのものではなく、システムの流れを伝えるためのモックアップ表現として掲載しています。
01 / Candidate Chat
候補者と対話を始める
SalesIQのチャット接点から候補者の初期回答を受け取り、AI面接を開始します。
02 / CRM Summary
面接内容をCRMへ残す
会話内容をAIが要約し、評価補助情報や推薦理由をCRMの候補者情報に紐づけます。
03 / Recruiter Dashboard
評価を見える化する
会話内容、AI評価、推薦理由をCRMや管理画面で確認できる状態にします。
04 / Geo Lead Finder
周辺リードを地図で探す
CRM上の地図ビューで候補企業や顧客リードを可視化し、営業・採用接点の探索にも広げられます。
実装した業務フロー
AI Interview Systemでは、採用担当者が手作業で行っていた一次確認を、ZohoとAIで分解して実装しています。
- 候補者がチャットで応募・質問に回答する
- AIが回答内容を要約し、評価の補助情報を生成する
- 候補者情報と面接内容をZoho CRMへ保存する
- 採用担当者へリアルタイムに通知する
- ダッシュボードで候補者の状態を確認する
- 必要に応じてZoho Bookingsで次回面談を予約する
採用の判断そのものをAIに丸投げするのではなく、人が確認すべき判断を残したまま、定型的な一次対応と情報整理を自動化する構成です。
ZohoとAIを組み合わせる意味
中小企業にとって、AI活用の難しさは「AIを入れること」そのものよりも、AIが参照できる業務データと、実行してよい範囲をどう設計するかにあります。
AI Interview Systemでは、候補者との会話、CRMへの保存、担当者通知、面談予約を分けて考えることで、AIが担当する部分と人が判断する部分を切り分けました。
この考え方は、採用業務だけでなく、問い合わせ対応、営業一次対応、顧客フォロー、現場業務の確認フローにも応用できます。
よくある質問
AI Interview Systemとは何ですか?
AI Interview Systemは、Zoho SalesIQ、Zoho CRM、Zoho Creator、Zoho Bookings、OpenAIを組み合わせ、候補者との一次面接、会話内容の整理、CRM保存、採用担当者への通知、次回面談予約までをつなぐ採用支援システムです。
この事例でZoho CRMはどのように使われていますか?
Zoho CRMは候補者情報、面接履歴、AI要約、推薦理由、ステータスを集約する中核データベースとして使われています。AIが整理した情報を人が確認し、次のアクションへ進めるための基盤です。
中小企業のAI活用に応用できますか?
応用できます。採用だけでなく、問い合わせ一次対応、営業フォロー、顧客ヒアリング、現場確認など、会話内容をCRMに残して人が判断する業務に展開しやすい構成です。
kotarosanが作れるものの証明
今回のAI Interview Systemは、Zohoの各サービスを単体で使うだけではなく、CRMを中心にチャット、予約、管理画面、AIをつなげた実装例です。
kotarosanでは、Zoho CRMをAIが使える業務基盤へ育てるために、データ整備、Workflow/Function、自動通知、AI連携、人間確認フローを段階的に設計します。
「AIを試したい」ではなく、現場の業務をどうAIに渡せる形へ整えるかから一緒に設計します。
参考
著者: 泉田幸太郎
カテゴリ: Zoho実装・AI活用・CRM連携
